釣行概要
【釣行日】 2020年8月19日
【釣行時間】 6:00-12:00
【場所】 伊豆南沖
【船宿】 網代港 森竜丸
【釣果】
・ヒラマサ…7.2kg
・マダイ…2.5kg
タックル
・ロッド…天龍『ジグザグドラッグフォースJDF621S-3』
・リール…シマノ『ツインパワーSW8000HG』
・ライン…シマノ『オシア8 LD-A71S 3号300m 5カラー』
・針…がまかつ『タマンスペシャル24号』
・ルアー…シマノ『オシア EJスピード230g』
【使用ルアー】
・魚英×ブルーニングハーツ『チョロコージグ クチノセバージョン200g』
コメント
前回の伊豆南沖釣行に味を占め、今回も伊豆南沖でジギングゲームを楽しんできました。
私と同様にカンパチキャッチを目論む、当店のお客さま2名も参加しての釣行となりました。
船宿は網代港の森竜丸さんにお世話になりました。
黒潮の大蛇行の影響と連日の猛暑による高水温化だったので、キャスティング勝負は前半だと予想しておりました。この読みが当たり、ポイント到着から潮目付近で鳥が騒いでおり、時折ですが小規模のナブラも見えます。
しかしエサが小型のトビウオということもあり、鳥山とナブラは無数にある状態ですが撃ち込む状況までなかなか持ち込むことができずモーニングタイムは終了。
森竜丸さんをよく利用している理由の一つが『キハダの浮き待ち時間はジギング』が出来る点です。伊豆南沖周辺はキハダ以外にヒラマサ・カンパチ・ワラサ・ハガツオなどの回遊魚も狙うことができます。キハダの活性が上がるまでは、他の回遊魚をターゲットにすることができ一度の乗船で二度美味しいことが魅力です。
この日、口火を切ったのは築地さま。
風変わりのタイミングで潮が緩んだ点を見逃さず、スロージギングタックルに持ち替えてほどなくヒットさせたのは良型のハタ3.6kgでした。
『今日はゲストが多い日かも?』
と思っていると、今度は田浦さまにヒット。
オフショアジギング2回目とは思えないほど、手慣れたワンピッチジャークでなんなくメダイ2.8kgをキャッチ。
三人で『茶色・黒と続いたから次は赤い魚ですね』と話していると、私に待望のヒット。
底付近でヒットし、ぐいぐいコンコンと首を振りますがドラグを引き出すようなダッシュがなく…。
根魚と思いながら海面に上がってきた魚はなんと真鯛(笑)
ヒットルアーは《シマノ》EJスピード230g。
電動ジギング用のジグですが、普通に使ってもものすごく釣れるジグです。
二か月前の御蔵島遠征でもカツオ・キメジがよく釣れたジグです。
全員ボウズを回避したところで、気合を入れ『次は青物でしょう!』とジグをしゃくり続けました。
それまで深場の根から幾分か高い根周りにポイントを変更。
風の向きや潮流が若干変化したので《魚英×ブルーニングハーツ》チョロコージグクチノセ200gに変更しました。これが状況にマッチしていたようで、一投目で強烈なヒットを得ることが出来ました。
根掛かりも多い筋でヒットしたレンジはおおよそ底から25mほどの高さ、強烈な押さえ込みと根に向かうパワーは前回のカンパチと同じ手応え。一気に底付近までラインが引き出されましたが、負けじと必死にリールを巻き寸前で止めることが出来ました。
綱引き勝負を制し、根から切り離すことが出来たので休憩しながらポンピングで魚との距離を縮めます。残り40m付近で船が見えたようで最後の抵抗をしてきましたが上手くいなすことが出来、海面に顔を見せたのは鮮やかなイエローラインのヒラマサでした。
又長90cm7.2kgの良型ヒラマサをキャッチすることが出来ました。
ヒラマサもカンパチもトルクフルで強烈な引きは病みつきになります。
最後は潮止まりの難しい時間帯に築地さまが小型のカンパチを追加して、ストップフィッシングとなりました。
【ヒットルアー】
《シマノ》オシア EJスピード230g
《魚英×ブルーニングハーツ》チョロコージグクチノセバージョン200g
築地さまは《BLUEBLUE》エスナル150gでカンパチ。
田浦さまは《CB-ONE》C1 LONG LIDE200g
今回の釣行は澄潮で潮流も早かったので、ロングジグのシルバー系にヒットが集中した印象でした。
この日は後半のキハダのナブラに期待しましたが、水温が28度を超える状況だったため願いかなわず―でしたが、ジギングでまた良い釣りをすることができました。
三人のジギング釣果で五目釣り達成です(笑)
今年はキハダの魚影は少ないものの、ヒラマサ・カンパチは魚影が濃く楽しませてくれそうな雰囲気です。水温と潮色が安定してくれば、かなり良い釣況になるのでは!?と予想しております。
ジギングで大型回遊魚を狙いながら、キハダのキャスティングチャンスを待つ森竜丸スタイルin伊豆南沖はこの夏オススメです。ぜひ足を運ばれてみてはいかがでしょうか。